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ママ英語の Method

2009年04月08日(水)

お家でママが英語を子どもに教える時、「ママがネイティブスピーカーではないのに、英語で話しかけて良いものか?」という問題はよく取り上げられます。今日はそのお話を。

私は、「発音は後で必要があれば矯正すれば良いのですから、大丈夫ですよ」とお答えしています。

今日はもう少し詳しく考えるために、まずは反対派の意見を聞いて見ましょう。

いきなり反対意見からというのは驚かれるかも知れませんが、偏った教育を避けるためには、頭ごなしに良い・悪いではなく、双方の意見を「なるほど!」と納得する事はとても大切なのです。

まず、反対派意見では、当然ながら「ママは一切話しかけはするべきでない」とされます。

ママの発音の(悪い)癖がうつる」というのが最大の理由と言えます。

多くのママ(パパ)さんが気になさるのも、この点ですね。

ママがよほど英語に自信がない限り、日本語訛りの英語で話しかけると、日本語訛りで話す子どもになるという考え。

この方法論によると、

・お家での「ママと子どもの英会話」は基本的に禁止。

・DVDを見せる時も英語で話しかけたりせず、基本的に見終わってから日本語で感想などを話し合うようにする。

・絵本の読み聞かせも極力せず、付属CDのあるものを使う。

・英語の疑問にも下手に答えたりせず、通っている教室の講師などに質問させるようにする。

確かに、このようにすると、発音にコンプレックスのあるママさんが英語を教えていたら、「うちの子も私と同じきたない発音!!」なんて言ってしまって、お子さんを傷つけるような事態も避ける事が出来ます。

英語が苦手だし、絶対に私のような英語を話す子にはなってほしくない!!という、強いコンプレックスのあるママで、ご自分の発音矯正や語りかけのレッスンなどを受ける時間が無い方には、お勧めの方法と言えます。

さらに反対する側の意見を書きます。

・発音だけでなく、母親の間違った文法もうつる可能性がある

・指導手順などが正しくないために、年齢・能力・興味に適さない内容を教えようとして英語嫌いを作る恐れがある

こういう指摘も、非常にするどい点をついていると思います。独自の方法ほど怖いものはありません。高い教材費を払ってお家で必死に英語を取り入れて、結局酷い癖のある英語を身につけて後で苦労するようでは、元も子もないですね。

また、教授法や指導経験のある講師が工夫したレッスンをしようと思っても、ママの指導の癖が強すぎると、それがかえって障害になると言う事もあります。

まとめると、反対派の考えは

「母親が子どもに英語を教えようとする事は、子どもの英語力を母親レベルまで引き下げる事に他ならない」

という考えと言えます。

私の考えに戻ります。ここまでの反対意見があり、しかもそのいくつかは非常にするどい指摘であると認めている。

では何故、SUNNY BUNNYではママの話しかけを効果ありと判断したのでしょうか? ( ・◇・)?(・◇・ )

それは、

早期英語教育(それも乳幼児という超早期教育である)におけるコミュニカティブ・インタラクションの効果に大きな期待をしているからである

と言う事が言えます。

つまり、赤ちゃんや3歳以下の幼い子どもと意思疎通し、「会話」を成り立たせる事が、英語教育にとって効果があると思っていると言う事です。
そしてこういう事を可能にするには、人選としてはもちろん、時間的にも金銭的にも、今の日本で実践するには、ママが英語で簡単な会話をしてあげるのがとても効率が良いのです。(詳しくはまた他の記事にしますね^^)

これを確信したひとつのきっかけは、去年SUNNY BUNNYクラスに研究のために来てくれた学生さんの研究結果です。

慶応義塾大の学生さんの研究にうちの娘をはじめうちの生徒さんが数名参加しました。

英語教育を学んだ者ならまず間違いなく知っている学者チョムスキーの生成文法の理論に則って、子どもの第二言語の習得過程に関する仮説を立て、それを証明するための実験でした。

その実験で、うちの生徒さんの一人が唯一、パーフェクトを記録したのです

その論文は優秀な研究をした生徒に送られる名誉ある賞を受賞したそうで、喜びの報告と共に論文の全文を送っていただきました^^*。(許可をいただいたらお名前発表させていただきます

論文ではこの結果を見て、どうしてその子が突出して秀でた結果を残せたのかという考察において、

「多くの場合インプットは十分であったとしても、アウトプットの促進や親子のインタラクションが不十分であるために、英語の多語文での発話ができない可能性が考えられる。」

と書いてありました。素晴らしい指摘だ!!と思いました。

まさに私が実践してきた理論と一致します!(Longの「インタラクション仮説」として世界中で広く知られているものです) 奇しくも、私が修士論文でテーマとしたものでした。もともと小学生中学年~高学年を対象に書いて実践し、苦戦していたのですが、この超早期教育で花開くとは予想もしていませんでした。

とりあえずまとめると、

SUNNY BUNNYのママの語りかけメソッドは、

反対意見をふまえ、極力悪影響を及ぼさないような工夫をした上で、早期から子どもとの英会話を成り立たせることを目標とした取り組み

と言えます。

すでにこの実践ともなる第一回レッスンが開始しています(*^^* 

参加者のママさんやスタッフさんのお力をお借りしながら、「お家で英語教育」という新しい分野に貢献できるよう、これからも頑張ります☆☆

今日は長文にお付き合いいただきありがとうございました。読んだよ!のしるしに、応援クリックお願い致します^^↓↓お家で英語育児されている方のブログもたくさんあります・・

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13:16  |  ママの語りかけ英語  |  TB(2)  |  CM(10)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●生きるための英語
こんにちは。
ありがとうございます。大変参考になりました。

私は早期英語教育賛成派です。同時にCDやDVDなどの英語教材『のみ』で子どもに教育を施すことに大反対派で、ヘタッピだろうがヘナチョコだろうが親が語りかけて語学を教えるべきだと考えます。人肌の感じられない機械『だけ』で子どもに教育を施すのは少し無責任とすら感じます。

偏見もある派と思いますが、その立場から反対の意見を拝見すると、インスタントベビー食品がママさんたちに受け入れられたときのようなコマーシャリズムが見え隠れしているように思います。

あの「無理をしなくていいんです」、「お気楽ママでいいんです」という、いかにもターゲット層に受け入れられ易いキャッチコピーを企業が意図的に発信していったのと同じような目的で、あなたのヘタッピ英語は子どもに悪影響という側面を強調しすぎているのでは?

ただ、現実問題として「英語嫌い」がありますよね。これを言い始めたらキリが無いのですが、日本国が英語教育をどんな位置づけで捉えているかに発展する課題でしょう。

香港で生活していたときのことですが、「英語が嫌い」でも英語を話さないと極端に言えば生きていけない。でも日本国内では英語が嫌いなら他をのばしてあげればよい。英語は「習い事」でオッケー。
日本国内で日本語ができなくても、まあいっか、という親御さんがいない(だろう)のと同じように、同じ英語が第二外国語の香港で英語が話せなくても、ま、いっか、という親御さんは恐らく多くいないでしょう。

自分や子どもの将来をかけて語学を習得する(させる)のか、単なる習い事のひとつか、要するに、このスタンスの違いだと思います。
香港や中国の親御全員が全員英語がネイティブ並みに流暢だってわけじゃないです。しかし、自信を持ってヘタッピ英語で語りかけながら英語教育してるようです。
コマーシャリズムに流されず、生身の親が教えないといかんです。

で、英語嫌いはどうすればいいんでしょうね^^
バイリンダディ |  2009.04.08(水) 14:47 | URL |  【編集】
●納得!
なるほどなるほど!うん、うん!って関心しながら読みました。
帰国子女やその道の専門でもない限り自分の発音に絶対の自信をもって子供に語りかけをするのって難しいですよね。でも、このブログを見て目からうろこっていうか「ほほぉう」と関心しました。
英語はあくまでコミュニケーションの手段。母子の会話はコミュニケーションの練習にもってこいですね。私はどちらかというと面倒で絵本を読んであげる事が主で会話練習はそれ程していなかったのですが、もう少し会話練習も積極的に取り入れたいと思います。
息子ももう4歳になってしまいましたが、4月から外国人クラスに入りました。私の発音が多少悪くても、ネイティブの発音を聞いて自分なりに修正してくれるかな?なんて期待もしています。先日は1回目でしたが、楽しそうにやっていました。
親子ともどもがんばりたいと思います!

エナタロ |  2009.04.09(木) 11:15 | URL |  【編集】
●なるほど!
こんにちは^^
難しいことは解らないままに「語りかけ大賛成派」でしたが
Aidesさんの考えを読んでなるほど確かにと納得がいきました。
そして嬉しくもなりました!!
私自身、英語での語りかけに自信があるわけではないし
多くの方がそうだと思います。
自身の英語向上をあきらめるというわけではなく、
できることは精一杯やっていこうと思います。
直感で進めているだけあってこれからの励みになりました!
また勉強させていただきますね~♪

Carriexxx |  2009.04.09(木) 17:54 | URL |  【編集】
●No title
とくに幼児の間は、母親から受ける影響が大きいし、言葉は母親(いつもそばにいる人)から学んでいくものですものね。

間違った発音や、間違った文法だけを与えてしまうのは、また問題点が出てきてしまうかもしれませんが、教材などと並行していけば、私も問題ないと思います。

私もサークルでも、単語レベルでは発話できる子はたくさんいますが、それから文章レベルの発話にレベルアップまでもう一息の子たちがたくさんいます。英語はコミュニケーションの手段ですので、語りかけなしでは、そこからのステップアップがかなり難しいと私も感じています。

それにしても、本当に博識&研究熱心で、頭が下がります。
kids+moms |  2009.04.09(木) 21:59 | URL |  【編集】
●>バイリンダディさん
コメントありがとうございます!ご意見とても興味深く読ませていただきました。

コマーシャリズムのお話、私も感じております。「お母さんが話しかけてはいけません・・・」という言葉を真摯に使っている先生方もいらっしゃいますが、高額教材販売となると一転、その後に続く言葉が「だからこのDVDを買って、スイッチを押すだけでOK!」とか、「だからこのCDセットを買って、お部屋で流すだけでバイリンガル!」とか続いてしまうので困ります。

英語嫌いについてですが、香港のお話からもうかがえるように、英語を使うと言う事に対する「必要性」がキーワードになるのではないかと思います。英語を使う必要に迫られない日本では、「英語を話せるようになる」ために必要なものが見えにくいですね。だから、文法は必要ないと言われれば盲目に信じ、発音がカッコ悪いと言われればひたすらそれを恥じる。ここから「好き」とか「嫌い」とかいう判断が生まれる。

年上の方に敬語を使うことなどは、必要なことであって「好き」とか「嫌い」とかいう問題ではないはず。それと同じように、日本語を話せない方に英語で話すというのは必要にかられてすべき事であって、本来、「好き」とか「嫌い」とかいう問題ではないと思うのです。

ぱっと思いつくままにお答えさせていただきました・・^^興味深いテーマなので、もう少しよく考えてみますね。
Aides |  2009.04.09(木) 22:52 | URL |  【編集】
●>エナタロさん
コメントありがとう!!^^

絵本読みは、ここで上げたリスクのいくつか(変な言い回しや文法など)を回避出来るという事もあるので私はすごくお勧めしています。いきなり英会話しろ!と言われても難しいので、まずは絵本についてのおしゃべり(タイトルは何?次のページめくって!くまさんはどこにいる?これは誰?等など)から始めると良いかなと思っています。

発音は子どもの方が親より上手くなるというのは、海外で各国から移住されたご家族などを見れば一目瞭然ですね^^
Aides |  2009.04.09(木) 23:00 | URL |  【編集】
●>Carrieさん
こんにちは~^^
いつもコメントありがとうございます。
発音を気にされるママさんはとても多いですね。ちょっと違う話になりますが、私は日本語訛りの英語でも良いじゃないかと思っています。お子さんとしては、ママに教えてもらって、ママの訛りをそのまま真似出来たら嬉しいはずなのに、そこでママが「やめて!私みたいな変な発音!!」なんて嫌がったら・・・ショックですよね^^;
堂々と感情を込めて、「これは必要なことなんだよ。日本語は日本でしか使えないから、海外に行く時は絶対に話せた方がいいんだから!」と信念を持って教えていただければ良いのではないかな~と思います。
Aides |  2009.04.09(木) 23:06 | URL |  【編集】
●>kids+momsさん
ありがとうございます^^
>とくに幼児の間は、母親から受ける影響が大きいし、言葉は母親(いつもそばにいる人)から学んでいくものですものね。

そうなんです!信頼感も違うので、子どもの注意を引く、子どもに合った内容を選ぶ・・などという事に関して言えば、母親ほど適した先生はいないと言う事になります。

この前大きな学会の長などもされた大教授とお会いする機会がありましたが、その先生も教材などできちんと補助するという前提であれば、幼児期の話しかけはコミュニケーションの経験を積む事が出来るので、効果が期待できるだろうと言っていただけました。

今回の論文も、単語から文レベルにつなげるために必要な要素という研究でもありました。うちの生徒さんが他動詞を使った文を作り出せたことで他とは一線を画したようで、とても嬉しく思いました。

>それにしても、本当に博識&研究熱心で、頭が下がります。
恐縮です~!(><*

Aides |  2009.04.09(木) 23:14 | URL |  【編集】
●こんばんは。
夢玉メンバーのkaoriです。
先生のブログは前から読ませてもらっていましたが、コメントは初めてです。

いつもとっても勉強されていてすごいなぁと感心します。
今回の記事は、今まさに私が迷っていたことなので、とっても参考になりました。
なるべくナチュラルアプローチで英語を習得させたいと考えているのですが、そうなると、語りかけは必要ですよね。

できれば“なるべく悪影響を与えない語りかけの仕方”を少しでも教えてほしいです。

では、また。
レッスンがんばってくださいね~。
kaori |  2009.04.14(火) 23:29 | URL |  【編集】
●>kaoriさん
コメントありがとうございます!

ナチュラルアプローチというのは、夢先生の教授法という事ですね。

具体的な方法の説明をご希望とのことですが、実際の指導方法は夢先生に聞かれると混乱がなくて良いかな、と思いました。素晴らしい夢玉教室での成果をゆるぎないものとするためにも、ちょっとその点を心に留めておいていただけると幸いです☆^^*

教授法は世の中に山ほどありますので、教室によってアプローチ方法が異なるのは自然なことです。機会を見て具体的な取り組みに関してもご紹介していきたいと思っておりますが、夢先生のお教室をはじめ、他教室に既に通われている生徒様やその保護者の方々には、「色々な角度から英語教育を考える上での参考まで」に、お読みいただければ嬉しいな~と、思っております。

レッスンがんばります!応援ありがとうございます~!(^▽^*
Aides |  2009.04.15(水) 00:12 | URL |  【編集】

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