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2カ国語を学ぶ負担

2009年05月21日(木)

Pansy Classの可愛い赤ちゃん、Ayanoちゃんのママから、「まだ幼い子どもにとっては、母語を学ぶだけでも負担だというのに、外国語も学ぶとなると、負担が大きいのではないか?」という質問をいただきました。

その時は、「負担があるのは確かです。でも、それを望ましい方法にする手段はあります。教え方や英語の取り入れ方を間違えなければ、心配ないですよ。」とだけお答しました。今日はこの根拠についてもう少し詳しくお話します。

確かに言葉を学ぶという作業は大変で、負荷はかかるものです。言語というものは赤ちゃんにとっては全く新しいコミュニケーション方法であり、その仕組みを理解し、覚えるという作業には途方もない時間と労力を要します。
日本語に関しては、あたかも自然に、何の苦労もなく身に付けてきたかのように錯覚してしまう方が多い中、Ayanoちゃんのママはとても鋭い視点をお持ちだと思いました。よくAyanoちゃんを見てあげている証拠ですね^^

まず、負担をかけるのは悪い事か?という問題を考えてみましょう。

腹筋や背筋が未熟な赤ちゃんは、長い時間をかけて少しずつそれらの筋肉を発達させて、お座りが出来るようになり、やがては歩けるようになりますが、それは、赤ちゃんは全身に力を入れて泣いたり、おっぱいを飲む時に口や腹筋などを使ったりする事で、少しずつ体に負荷をかけて発達を促しているからなのです。

「体に負荷をかける⇒休息を取る⇒より強く成長する」という繰り返しにより、赤ちゃんはものをつかんだり、笑ったり、歩いたりする能力を獲得していきます。つまり、負荷をかける事は、成長するための第一歩です。

負荷が悪いかどうかという問題に関しては、「成長をしたいのなら、負荷は必要不可欠である」と結論出来ます。

こんな風に言うと、子どもに苦しみを強要する事が成長を促すというおかしな論のように聞こえますか?そういう事ではないのです。

次に、負荷のかけかたについて考えましょう。

例えば、叱られて、泣きながら校庭を10周させられたら、心身共に非常に重い負荷がかかります。もう嫌だ、二度としたくない、と、もしかしたら走ること自体を拒否するようになるかもしれません。こういう「負荷」は、文字通り「負の荷=重荷」でしかなく、習得の障害となるだけです。

しかし、気の知れた仲間と笑いながらバスケットボールをして汗だくになった時はどうでしょうか。時間が経つのも忘れて、川で水遊びにあけくれた時はどうでしょうか。自然を満喫しながら登った山の頂上から、忘れられないような美しい景色を見た時はどうでしょうか。

体は筋肉痛になるかもしれないし、汗はたくさん出ます。明らかに、体には負荷がかかっています。試合なら勝つための戦略を、川遊びなら水の感触を、山登りなら登る際のバランス感覚などに頭をめぐらせて、脳にも負荷をかけることでしょう。しかしその疲れは、前述の「重荷」のようなマイナスの要素には成り得ないのがお分かりいただけるかと思います。

ああ疲れた!でも楽しかった!またやろう!

こういうサイクルは理想的です。

1日の終わりにグッタリと疲れるというのは、素晴らしいことです。充実した日を送った人にしか言えない言葉です。疲れるからこそ、よく眠れます。よく休息を取るからこそ、成長出来るのです。

言語教育の話に戻ります。

2つの言語を学習することは、1つの言語のみを学習するよりも、言葉を学ぶ上での効率が良いと言えます。比較する対象を持つことで、一つの言葉しか学ばない場合には見えない部分がたくさん見え、理解がより深まります。

語彙が増える事により表現力も増えますし、異なる文化背景を持つ言語を学ぶことで、異文化理解にも柔軟な姿勢が育まれます。

サイモン先生の研究でも、英語のイマージョン教育を受けてきた子どもの方が、日本語の教育しか受けてこなかった子どもよりも日本文化に対する理解度が高いという結果などが見られました。

つまり、言語教育としては、2言語を習得する方がより質の良い教育効果が期待出来ると言えます。

確かに1言語が2言語となる事で負荷は増えます。ですが、それが過剰な負荷であったり、精神的に嫌悪感を抱かせるような方法であったりさえしなければ、通常は心配はいりません。

正しい方法で子どもの興味を引きながら教える外国語教育は、脳への「良い負荷」つまり、「良い刺激」となり、質の良い休息を与えることによりより高い言語力の獲得を促してあげることを可能とします。

今日のまとめとしては、

1.2言語を習得する事は、1言語のみを習得する事よりも望ましい教育であると考える
2.言語教育の際の子どもの精神状態は極力好ましい状態となるよう配慮し、負荷を負荷と感じさせないような形で教育してあげるべきである

となります。

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Comment

●No title
こんばんは^^
とても前向きになれる記事を有難うございます☆
まとめ1,2共に納得、同感です!!
負荷を負荷と感じさせない教育は子供を伸ばすのに
とっても重要だと思います。
これは言語のみならず全てに言えることですよね!
少しでも良い環境を整えてあげれるよう日々努力です♪
Carriexxx |  2009.05.21(木) 18:57 | URL |  【編集】
●No title
お久しぶりです。
今日はとてもわかりやすい例えで、教育について語ってくださりありがとうございます♪
少々サボリ気味だった英語(注:ママが)、
幼稚園に丸投げにせず、
ちゃんと家でも音に触れる機会を作らねば・・・・。
と反省いたしました^^;
さくらのはっぱ |  2009.05.22(金) 19:03 | URL |  【編集】
●はじめまして
 とてもわかりやすい説明で、 
文章を読みながら、ぶんぶんうなずいてしまいました。
これからも 訪問させていただきますね~
長靴をはいた猫 |  2009.05.24(日) 08:23 | URL |  【編集】
●こんばんは
ありがとうございます。
例示が分かりやすくて、とても理解しやすかったです。幼児英語に不安を感じている親御さんが読めば自信が出てきますよね。
バイリンダディ |  2009.05.28(木) 01:15 | URL |  【編集】
●>Cariexxxさん
返信遅くなってごめんなさい!コメントありがとうございます^^
前向きになっていただけたのなら嬉しいです☆
環境は一番大切ですね。私も色々工夫中です。これからも宜しくお願いします^^
Aides |  2009.05.31(日) 10:19 | URL |  【編集】
●>さくらのはっぱさん
分かりやすいと言っていただけてほっとしました。文才がないものでいつも試行錯誤です(><

私も自宅での取組はサボり気味で(はい、私がです^^;)、イカンイカンと思っていたところです。笑
幼稚園や学校も大切ですが、やはり基本は家庭教育ですよね。
Aides |  2009.05.31(日) 10:22 | URL |  【編集】
●>長靴をはいた猫さん
可愛らしいHNですね~(^^*
ありがとうございます。こちらからもブログの方御邪魔させていただきますね。
Aides |  2009.05.31(日) 10:24 | URL |  【編集】
●>バイリンダディさん
ありがとうございます。バイリンダディさんの読みやすい記事、いつも参考にさせていただいております。
ブログの記事という事で短く分かりやすい文章を心がけていますが、どうも難しくていまだ試行錯誤です。そう言っていただけると少し肩の力が抜けてありがたいです。
Aides |  2009.05.31(日) 13:59 | URL |  【編集】

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