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日本で教えるなら英語?米語?

2009年07月01日(水)

さて、前回の続きです。前回、「イギリス英語かアメリカ英語か」という題で記事を書かせていただきましたが、それについて

日本で英語を学ぶ時は、イギリス英語がいいのか?アメリカ英語がいいのか?その答えをハッキリさせていただきたい!」

というご意見をいただきました。

(*前記事でハッキリさせたつもりでしたが、読み手の方々にとっては分かりにくかったようです。失礼しました。反省し、前回のまとめ部分を前記事からは削除し、今回改めて書き直しです。最初から読んでくださっている方にはややこしい事をしてしまい申し訳なく思っております。すみません!お付き合いに心より感謝しております!)

改めまして、質問に対する私の考えを述べさせていただきます。

迷うなら、アメリカ英語が無難です。

なにせ日本の公教育ではアメリカ英語を採用されているので、当然、アメリカ英語で学ぶのが第一の選択肢です。

(公教育で採用すべき言語か?という問題は、また違う話なのでここでは触れません)

ただ、これは言ってみれば当然ですよね。公教育の教科書を見ればアメリカ英語になっているわけですから。

ですから、日本の教育に限って言えば、「イギリス英語か?アメリカ英語か?」というよりは、

例えば、

「今のアメリカ英語教育制度の中、幼児期にイギリス英語を教えるというのは、後の英語学習にとって良い影響となるか、障害となるか?」

というテーマで話すとか、

「日本の教育はアメリカ英語に偏重しているが、そもそもアメリカに英語を持ち込んだ本場イギリスの英語を採用すべきではないか?」

とかいう意見の方法がしっくりくるかも知れません。

ですから、もしうちの日本人の生徒さんが「イギリス英語か、アメリカ英語か、どちらを選べば良いんでしょうね?」と真剣に聞いてきたのなら、私は迷わず「アメリカ英語が無難でしょうね。」と答えます。

ただし、前回の記事でお話した通り、両者にそこまでの大差はなく、つまり初級の学習でしたらさほどの影響はないので、「あまり神経質にならなくても良いと思いますよ。」と付け加えて、候補に挙がった教材についてのコメントをさせていただくと思います。

迷うなら、アメリカ英語が無難。

これが、簡単明瞭な答えです。

さらに突っ込んだ話を加えます。

ただ、日本国内で上級の英語力を目指しているという前提があって、一般のレベルよりずっと多くの時間を英語学習に費やせるという前提があるのなら、イギリス英語を取り入れる事はさほどのリスクは普通、ありません。

ところで、イギリス発音を片っぱしから矯正しようとする日本人の中学校教諭がいるという話をうかがいましたが、これは非常にショックでした。

T の発音を強めにハッキリと発音するのはイギリス英語の分かりやすい特徴の一つだと思うのですが、例えば water の t を アメリカ英語式に 「ワラー」みたいに弱めに発音させるレッスンで、イギリスのハーフの生徒が water 「ウォトァー」みたいに発音したら、どうなるか?
(カタカナ表記はきちんと勉強した事がありません。ごめんなさい。伝わりますように・・)

教師 「違う!!water!(米)」
生徒 「water!(英)」
教師 「違あぁぁう!!water!(米)」
生徒 「water!(英)」
教師 「何故出来ないんだ!?君は変な癖があるようだね?! water!(米)」
生徒 「water(英)・・・・うっ。もう嫌だ・・・。イギリス人の先生は、これで良いって言ったのに。」

⇒生徒の母 「今まで英語を習わせてきたのに、日本の中学校では通用しないの?!今までの英語学習は、一体何だったの!?」

なんて劇場が、私の頭の中で繰り広げられました。こんな無意味な事はない・・・

教師はその生徒のイギリス発音に敬意を払い、「綺麗なイギリス発音だね!」位言って、クラスの生徒と一緒に今度は教師もイギリス発音で water を言ってリピートさせるくらいしてもいいのではないかと思います。

また、生徒さんの方も、「いちいち違う発音だ!」とストレスを感じるのではなく、「なるほど、アメリカはこうやって発音するんだ!」と、2通りの英語を学習出来るチャンスを大いに活かしてもらえたら最高だと思います。

そして、保護者の方は、「あなたのイギリス英語、綺麗でとっても大好きだよ。でも、日本を含め、世界的にはアメリカ英語って言われているから、日本で教育を受ける時は、アメリカ英語をきちんと学んでおいでね。」みたいなフォローを入れたら。

個人的な感情を入れれば、そこでさらに、「そもそもあなたは日本人でしょう?イギリス人みたいに話さなくても、アメリカ人みたいに話さなくても、大丈夫よ。両方を学んで、実践では好きな所を良いとこ取りして、自分が一番気分のいい、自分だけの英語を見つければ良いと思うよ。」とか、母親ならではの意見ですが(講師としてはなかなか言いにくい)、そういう事を言ってあげてもいいのではないかなと思います。

ですが、

一般的な日本の事情を考えると、

個人的な見解としては、現在の日本の英語教育のレベルは、その議論をするところまでは達していないと思うのです。

(ここからが前回のまとめの部分です。前回は、うわーっとここまでの話をはしょって書いたみたいな状態でした。)

アクセント云々の前に、海外で通じる英語を話せる日本人自体が圧倒的に少ない。

国内で道を聞かれても、しどろもどろに必死になっている現状を、まずどうにかしないとならない。

ですから、まずは基本はアメリカ英語です。でも、たとえばパパがイギリス人だとか、幼児教室に入れたら先生がイギリス人だとか、そういう方はイギリス英語でもスタートOKです。何もしないよりも、ずっといいからです。

ゼロから学ぶことは、すでに習得した知識を応用するよりもずっと大変です。あまりに偏った考えや、ひどい癖などは矯正に苦しむことはありますが、きちんとした講師について、きちんとした手順で学ぶことさえ出来ていれば、英語力は上がっていくと思います。

ちなみに私はいち講師として、出来るだけ多くの英語のアクセントの知識は持ったまま、アメリカ英語を基本に教えるように心がけています。

全てのアクセントへの敬意を忘れてはならないと思う気持ちと、出来るだけ後々の日本での英語学習の助けになりたいと思う気持ちの、両方を持っているからです。

余談ですが、私は日本人向けの「世界中どこでも分かりやすいアクセント」の研究もしています。アメリカ英語とイギリス英語を基本に、単語と音の位置によって発音を選ぶ事で、日本人にとって学習しやすく伝わりやすいアクセントが出来ると考えています。そういうアクセントを日本人の標準英語アクセントに出来たら、それが一番ではないかな・・なんて。叶うかどうかは二の次の、大きな野望の一つです。この話も長くなるので、また別の機会に書かせていただきます。

あ、あと、実際、我が家では娘とはどうしているか?も、機会があったら紹介させていただきますね。

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23:02  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●No title
こんにちは、Aidesさん!

とても上手にまとまって読みやすいし、わかりやすい記事でした。

前回は、突然で失礼しました。
この話題について散々議論もしてきたので、私の中で消化済みになっているのですけど、英語教育をしているママたちが迷いやすい部分なので、このカテで記事にされることは非常に参考になると思います。

ことにAidesさんのような英語指導者からの意見は、右も左もわからないママにとっては参考になるんですよね。
だから、あえて反論することでAidesさんの意見を引き出したかったのが私の反論目的でしたので、ドキッとさせてしまって申し訳なかったのですが、この記事で本当にすっきりしました。
そうか、そうだったんだ・・・と思われているママ、大勢いると思います。
ありがとうございました。

これからも素敵な記事を提供してくださいね。
日本人に発音しやすい英語の研究、とても興味深いです。
がんばって研究続けてください。
いつか発表もしれくれると嬉しいです!
応援してまぁす。応援ぽち!!
バニラ |  2009.07.03(金) 06:46 | URL |  【編集】
●No title
こんにちは。
イギリス英語とアメリカ英語の記事、興味深く拝見
しました。そうですね。日本ではアメリカ英語ですよね
基本的には。
うちの娘なんかは、最初に習った先生がフィリピン人、次は
インド人、そしてカナダ、アメリカ、イギリス
オーストラリア、ニュージーと国は様々です。
でも、教材やDVDテレビなどからの英語が一番多いので
実際はアメリカ英語?っぽいように思います。
それでも、娘に聞いてみると、イギリス英語はやはり特徴が
あるようです。発音の独特のアクセントがおもしろいらしく
この間、色々な人の英語が入っているCDを聞いていたら、
この人はイギリス人やと思うとか、結構当たってたので
やはり子供の耳にもはっきり特徴はわかるようです。

以前、娘とイギリス人の先生が発音のことで、この記事に
かかれているようなシチュエーションになったことがある
んです。先生は娘の発音をおかしいというのだけれど、
娘は絶対にこれであっていると言い合ってイギリス英語と
アメリカ英語で対決してましたから、おかしくてしょうが
なかったです。だって相手は本場のネイティブなのに、
日本人の娘がアメリカ英語の発音で先生のイギリス英語
とは違うので、お互いにそれはこっちが正しいといい合って
るんですから。

でも小さいうちからそういう経験を積めたのは、英語
育児をやっていてよかったなと思えます。



まめっちママ |  2009.07.03(金) 09:18 | URL |  【編集】
●No title
たまたま最初にこどもがはまってしまった教材がイギリス英語だったものだから、イギリス英語・アメリカ英語かと記事をかいてみました。わたしの記事は日本で英語がしゃべれないママの悩みを表現してみました。

で、結局結論が、初心者レベルであればどっちでもいんじゃないか、とりあえずそんな細かいこと考えるよりかは、続けることが一番の目標だろう、文化の違いがわかっていいじゃん、となっていました。

が、自信はありませんでした。

>ですから、まずは基本はアメリカ英語です。でも、たとえばパパがイギリス人だとか、幼児教室に入れたら先生がイギリス人だとか、そういう方はイギリス英語でもスタートOKです。何もしないよりも、ずっといいからです。

という文章でほっとしました。

>「そもそもあなたは日本人でしょう?イギリス人みたいに話さなくても、アメリカ人みたいに話さなくても、大丈夫よ。両方を学んで、実践では好きな所を良いとこ取りして、自分が一番気分のいい、自分だけの英語を見つければ良いと思うよ。」

これ一番心に響く文章でした^^

日本人の発音ヘタだからバカにされてる・・とかよく聞きます。わたしも「通じる発音であること」は大事だと思います。外大でも発音に大変注意して(フランス語ですが)トレーニングしました。

だって、しゃべっても通じないというのが一番辛い。しかし、あの母音種類の多さ。鼻に抜けるところ、奥から発音するところと、そうでないものの違い、、日本語発音で耳も筋肉も固まってしまった後は、音を一つずつ分解して、ゆっくり一つずつ発音して耳と口の周り、口の中の筋肉に教え込むしかありませんでした。

それでもスピードアップすると、やはりうまく発音できなくて、ネイティブのチェックで一部通じないところなどがありました。

「前後関係で言いたいことはわかるんだけどね・・・でも、やっぱり気になる」

って(笑)

その後、4年間すっかりフランス語からはなれてNOVAのフランス語の体験レッスンに行った時に久しぶりにフランス語を話したのですが、

「何を言っているかわからない」

といわれたときはショックでした。4年たったらレベルおちすぎやん、、、って。ああ、もう私の口の筋肉は発音をわすれちゃったのね・・・と。単語を知っていても、文法は合っていても、アウトプットが間違っていたらなーんも伝わらんな。と。

これは大学4年間かけて積み上げてきた「音のデータベース」と「筋肉の記憶」が、卒業後4年間でほとんどすっとんでしまった失敗談です。

フランス語での経験でしたが、まず第一段階のハードルが続けること、第2段階が伝わること、、、、流暢さはさらにさらに後のレベルの話です。

となるとイギリス英語かアメリカ英語かと英語書記の段階で悩むのは、最初の段階をすっとばしているように思えてなりませんでした。

バニラさんがおっしゃるように、この2つの記事はわたしたちのような英語がしゃべれないママの不安を一掃してくれるます。

個人的にはせっかく幼少期にはじめたのだから、イギリス英語の音のデータベースとアメリカ英語の音のデーターベースを積み上げていくのはマイナスではないとも考えています。逆に今やるんんだからいろんな音を入れてやろうと思ってます。

以前ECCに通っていたとき、出身がアメリカだという方の英語でも、聞きなれない黒人の口の中にこもったように聞こえる英語は簡単な英語でも聞き取れませんでした。これも音のデータベースがないからなんだと思います。

ちょっと話題とそれてしまいましたが・・・

最後に、aidesさんの「日本人にとって学習しやすく伝わりやすいアクセント」の研究応援します!!いつか本をだしてくださいね。





sa-chi21 |  2009.07.04(土) 06:45 | URL |  【編集】
●>バニラさん
こんにちは!バニラさん♪
ありがとうございます^^
人と会って話す時と違って、相手の顔色を見たりせずにカタカタカタカタと一人暗い部屋でパソコンに向かって書いているので(夜型です。笑)、つい独り言の駄文になってしまうことが多くて反省です。
厳しい叱咤いただくと、ヒィ(T□T~と、その時はギクリとさせられ落ち込むものですが、後から見ると反論などいただくとその点についてより考えが深まったり、次回からの説明方法が少しうまくなったりするのにとても役立っていると実感しています。
そういう意味でも、本当に感謝しています。
バニラさんはブログなど書いていらっしゃらないのですか?イギリス事情、バニラさんのされていた教育などについても、たくさんお話伺いたいな~と思いました☆^^
今後ともビシバシ・・・いや、やっぱりお手柔らかに・・?議論大歓迎ですので、お付き合い、お願いしますね!(^▽^)
Aides |  2009.07.04(土) 23:03 | URL |  【編集】
●>まめっちママさん
コメントありがとうございます!
コメント拝見していて、まめっちママさんの娘さんの優秀さが目に浮かぶようでした。

>やはり子供の耳にもはっきり特徴はわかるようです。

もちろん、音としての違いは英語を話す能力のある人なら誰にでも明解だとは思うんです。でも、それをイギリスとか言い当てる「日本人の女の子」は。とっても少ないですよね?!
優秀なお子様だな~と、本当に思います。いろいろな英語に触れつつ、上手に知識と英会話力を伸ばしてこられたんでしょうね。うちの子も将来それくらいになってくれれば感無量だなぁ・・・。

と、つい、母としての個人的な感想になってしまいましたー!笑^^;
Aides |  2009.07.04(土) 23:10 | URL |  【編集】
●>sa-chi21さん
sa-chi21さんの記事、とても興味深かったです。特に同じ悩みを持っているママさんたちにとっては「そうそう!」と、納得の部分もたくさんあったのではないでしょうか?

記事の書き方、切り込み方は違えど、共感できるところは多々ありました。

>これ一番心に響く文章でした^^

って書いていただいた部分、実は一番、感情を込めてタイプした部分です。「一番心に響く文章」と言っていただけて、なんだかすっごく嬉しいです・・(^^*

フランス語、私も密かにずっと勉強はしてます。時々思い立ってうわー!っと勉強しますが、英語と比べて圧倒的に接する時間も使う機会も少ないので、どうしても身につかず。思い出しては忘れ、思い出しては忘れ、初級を全然脱出出来ません。

sa-chi21さん位のレベルまで行ったことが無いのでわからないですが、いやあ、あの難しさはよく分かります!いまだレストランが言えない私です。冷蔵庫に関しては・・・もう笑うしかないです。

でも、私は出会ったフランス人がどの人もいい人で、みんな「上手い、上手い」、「分かる、分かる」と、それはもう「あんよが上手」状態で褒めて育ててくれました。フランス人にしては珍しいらしいですね?これは、「実際上手かったからだろう」なんて絶対言えないレベルだったし、いまもそうなので、本当に良い人たちに巡り合っててきたんだと思います。そんなで、いまださほどのコンプレックスを持たずに好きでいられていますが、上手くなってきたら彼らのハードルも高くなるのかと思うとちょっと怖いです。そこで闘ってきたsa-chi21さんのようなフランス語話者の方たち、本当に尊敬です。

ちょっと話はそれますが、色んな言語を学んでおくっていいですよね。多分、外国語も1つだけでなくて2つくらい学んだ方が良い気がします。フランス語をやっていたからこそ英語が伸びた気がすごくするんですよね。見方がまた変わったというか。

日ー英 という対の考えではなく、3つの比較を持つことで客観的になれるというか・・。 あ、これも面白いトピックですよね。今度覚えていられたら書こう・・

アクセントの研究、そうですね。ぜひ発表したいです。近いところでサイモン先生の子育て英語学会があるので、そのうち発表を試みてみます!本・・・出すのも夢の一つです。本・・・知り合いが結構出しているんですよね。私もいつか出したいなぁ・・(:v;
Aides |  2009.07.04(土) 23:28 | URL |  【編集】

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