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英語を体の一部にする

2010年09月28日(火)

「英語はツール(道具)である」という言い方は、英語学習の心構えを話す時によく使われます。

これは、英単語数や文法など、英語自体の知識を高める事も大切だが、

そもそも英語は言葉なのだから、道具として実際に使わなければ意味がないのだ という戒めの意味で使われます。

日本の英語教育は、アルファベットの書き方を細かく指導する事から始め、英単語テスト、英文法テストなどを繰り返す等、「道具磨き」に関してはそれなりに力を注いで来たのですが、実際の場面でどう使うか、という「道具の使い方」に関して非常に疎かにして来たんですね。

世界一高級なパソコンを、一度もパソコンを使った事のない人間に渡しても、ネット接続すら出来るか疑問なのと同様に、

英語のテストで世界一の点数を取ったとしても、果たして海外でコミュニケーション取れるかというと、それは疑問なのです。


恐ろしい事に、日本では幼児英語教育においても、同じような事がおこっています。

幼児に適した教え方というものをしっかりと研究していない人間が、自分が教わったように教える事で、幼児には不向きな「道具磨き」みたいな英語練習をさせてしまっていたりします。

そのため、「英語は毎日インターナショナルスクールに行かないと身に付かない」とか、「幼児の頃は親しむ程度で良い」という、残念な考えが一般化してしまっています。


では、幼児にとって、「英語というツールを使う」という能力を開花させるには、どのような環境が必要なのでしょうか。

「海外の幼稚園に放り込めば良い!」と即答する方もいらっしゃるかと思いますが、これは大間違い。まだ使い方に慣れないうちに放り込まれたのでは、苦痛だけを感じて英語嫌いになるのがオチです。

まれに上手に順応する子もいますが、これは獅子が子どもを谷底に落とすような方法だ、と私は感じます。この方法で英語を身につけたのなら、運が良くて、子どもの才能もあって、現地で優しい人にめぐまれたのだと思います。

道具は、使い方をしっかりと見せてやって、やらせてやって、褒めてやって、ある程度の基礎を教えてから実践の場で使わせるのが正しい教え方です。


では、その使い方の基礎を教える理想的な環境とは、どのようなものでしょうか。

私が考えるのは、


☆英語しか通じない環境である事

☆英語の使い方が拙い子でも、劣等感、疎外感を感じずにいられる事

☆子ども同士も英語で話すのが自然な状況である事

☆子どもに選択権が与えられ、子ども自身が自由を感じられる事

☆適切な教育活動に導ける指導者が常にサポートしている事

☆英語圏の文化背景を持つ講師がいる事(出来れば日本語を使わない外国人講師)

☆英語圏の文化をふまえた英語圏ならではの教育方針に基づいて指導される事


などです。詳しく書けば、まだまだありますが、少なくとも上記を満たしていなければ「英語の実践的活用法」はなかなか身に付きません。

SUNNY BUNNYでは上記のほとんどを満たしたレッスンを通常レッスンでしていますが、通常レッスンではどうしても補いきれない点があります。

それが、

1、英語圏の文化背景を持つ講師がいる事(出来れば日本語を使わない外国人講師)

2、子どもに選択権が与えられ、子ども自身が自由を感じられる事

の2点です。

SUNNY BUNNYでは講師間のやり取りが非常に密で、カリキュラム作成やレッスンプラン等も全て自分で書ける人間を講師としているので、外国人という事実よりも、指導経験や教育への情熱など、実際の能力で採用しています。なので、外国人講師がいる事もありますが、これは確約する所ではありません。

また、レッスン内では生徒さんは自由な発言をしていますが、あくまで通常レッスンは講師主体のコントロール下で進められます。

毎月のテーマに沿って各回のレッスン内容を適切に消化するためには、時間を最大限に有効に使うためにしっかりと準備をして、生徒さんの反応を見ながらメイン講師とアシスタント講師の2人で必死にクラスを進行します。

ですので、ここではある程度の自由はありますが、例えば生徒さんから「今日はこの絵本を読んで」と言ってくるような意味での自由な場面はありません。40分が怒濤のように流れるレッスンになっています。


幼児教育専門校として研究を重ねているSUNNY BUNNYでは、生徒さん全てをバイリンガルにしたい!という熱い想いがあります。

英語教室に通っているのに、英語が話せない、では、笑い事ではありません。

では、この欠けている部分をどう補うか?!


それで知恵を絞って作り上げたのが、金曜日のPLUS1クラスです。こちらのプリスクーリングは、上記の☆マークの全てを満たす、「英語という道具の使い方」を身につけるのに最適なクラスとなるべく、作られました。

通常レッスンでしっかりと必要な基礎を叩き込んだら、今度はそれを自由な英語環境の中で、自分の言葉として使っていかなければなりません。


言い換えれば、いかに英語を自分の体の一部にしていくか という作業です。

例えば挨拶も、How are you? に対する正解はひとつではありません。Good, thanks! だったり、I'm fine, thank you. だったり、数えきれない言い方があります。

英会話教室のレッスンでは、「定番の言い方」を暗唱させる事はあっても、基礎フレーズをどの状況でどう選び、どういう語調で使っていくかという練習をする場面がほとんどありません。

これが、英語教室に通ってはいるけれど、なかなか英語が話せるようにならない大きな原因のひとつです。


実はこれまでは、この部分はご家庭でのサポートとして位置付けていました。

でも、ママが必ずしも英語が得意でなかったり、英語が得意でも、毎日取り組む時間がなかったり。家庭内のゆったりした時間を使って、理想的な形で取り組んでいただければ、PLUS1がなくてもSUNNY BUNNYの通常レッスンへの通学だけで、英会話は出来るようになります。

しかし、初めてみて聞こえてくるのは、「家での取り組みが難しい!」「もっと話しかける時の英語も教えてほしい!」という保護者様からの声。

既にかなり素晴らしい取り組みをして下さっている、現在の保護者様たちからでさえこのような声が聞こえてくるのですから、今後色々な生徒さんをお迎えしていくにあたって、この方法だけでは限界があると感じました。

では、レッスン以外でお家で取り組んでほしい時間を15分として、レッスンのない6日分を教室でまかなう事は出来ないか。15×6だと90分。

こんな単純計算では通用しない部分は多々ありますが、お家で毎日15分も出来ていないという方や、やっているけれど大変だという方、やっているけれど常に正しいかどうか不安という方は、やはりもう1日通学していただいた方が良い。


でも、お教室に週に2日通う負担面など考慮しつつ、かつ、効果を感じていただけるよう、月に3回、1回90分ならどうだろうか。


こんな風に、金曜日プリスクーリングのPLUS1は生まれました。


レッスン進行方法を決めるに当たって、色々と不安などもあったのですが、外国人講師のPhilippeがかなり教授法を熟読して理解してくれた事もあって、上手く行っています。


途中、通常レッスンではなかなか無いような、子どもが集中して創作している時に沈黙が生まれたりもするのですが、これは贅沢な沈黙だと思っています。

これを言いなさい、

あれを考えなさい、

と、指示が来ないので、子どもはまず、何を言うのか自分で選択しなければなりません。

楽しいレッスンの枠と流れはサポートして作り上げ、後は子どもが、この教室という英語圏内で自分で自分を作っていかなければならないのです。

幼児にとって、どのタイミングで、どの英語を話すかというのは、人間形成のひとつでもあります。自分はどういう子どもで、どういう話し方をしたいのか。

何を、誰に伝え、どういう人間関係を築いて行きたいのか。


この過程を超えて、本当に「自分の英語」を口から発するに至るためには、

「あの子と友達になりたいな」とか、「僕もあんな風に話したいな」とか、「皆の注目を集められたら良いな」とか、感じながら、じっと黙っているような経験も必要なのです。

楽しい雰囲気で、自分は受け入れられている、愛されていると感じていれば、こういう経験はただ苦いだけでなく、「今度来た時にああ言ってみようかな」という、ポジティブな姿勢として還元されてくるはずなのです。

幼児なりに、自分探しをし、小さな壁や目標を自分で見つけ、自分で超えていく。

その壁や目標は、子ども一人一人、違うのです。

だから、講師主体のレッスンでは、出来ないのです。


これを、幼児期から英語でもトレーニングしておく事は、素晴らしい財産になると確信しています。


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テーマ : 英語de子育て - ジャンル : 育児

17:12  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

子どもを谷底に落としてみた獅子母です(笑)
当時それ以外の方法はなかったわけですが、先生のおっしゃるとおり、本人がプリ大好きで、先生方に恵まれたなぁと思います。
そして、日本に帰ってきてみると、1日たった15分でさえも英語に取り組めない現状です(涙)
MathのドリルもWordのドリルも本人はやる気があって、勝手に取り組んでいるのですが、間違いだらけで・・
それを私の英語では理解してもらえません。
先週の宿題(1日の行動)も覚えさせようとしたら、I don't knowと言われました。。
PLUS1に多大なる期待をしておりますが(笑)、家でも1日5分から少しずつ取り組めるようがんばります!
riedon |  2010.09.29(水) 12:51 | URL |  【編集】
●>riedonさん
riedonさんのお家では、自然とそうならざるを得ない状況があったので仕方ないですよね^^しかもお子さんがバッチリ英語を習得してしまったという素晴らしいケースです☆
1日15分、案外大変ですよね!riedonさんのお子さんは、SUNNY BUNNYをとても上手に活用しながら英語力を維持、向上して行ってくれているので、私も今後より結果として出していけるよう、PLUS1への多大なる期待にお応え出来るよう(?!笑)、私も全力で頑張ります!
覇織 |  2010.09.29(水) 20:25 | URL |  【編集】

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